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広島のコミュニケーションを支える 広島県言語聴覚士会

活動報告report

21世紀、県民の健康とくらしを考える広島県民フォーラム」に参加して

 令和2年1月18日に広島県医師会で県民フォーラムが開催されました。今年のテーマは「自分らしく、わがままに 人生会議〜人生の終い方をみんなで考えよう〜」でした。本会は一昨年度から参加しており、今回は、体験・展示コーナとして、簡易聴力検査を来場者の方々に体験して頂く内容を企画しました。

失語症や高次脳機能障害、そして摂食・嚥下障害について市民の方にお伝えすることは大切です。しかし、名前の通り、私たちは言語「聴覚」士ですので、このイベントをきっかけにぜひ「耳のこと」や「聴覚のこと」に興味を持って頂きたいという思いが今回はありました。

当日は大変多くの方に立ち寄って頂くことができました。「最近、聞こえが気になる」、「普段、聴力をチェックすることがないから良い機会だと思って来ました」などのお声を頂くことができました。

第3回一般社団法人広島県言語聴覚士会学術集会・第4回社員総会

 令和元年6月2日(日)に第3回一般社団法人広島県言語聴覚士会学術集会・第4回社員総会を開催いたしました。学術集会では一般演題5題の口述発表、広島県言語聴覚士会の活動報告、シンポジウムが行われました。シンポジウムは「様々な障害を合併した症例に対するアプローチー私はこう考え治療しているー」と題してベテランSTの先生方講演いただきました。全体的に生活期を見据えたアプローチの重要性が多く議論された印象です。
総会ではすべての議案の承認を頂きました。また、今年度も県士会として活躍・貢献されたSTの方々へ表彰させていただきました。


第2回一般社団法人広島県言語聴覚士会学術集会・第3回社員総会

 平成30年6月3日(日)に第2回一般社団法人広島県言語聴覚士会学術集会及び第3回社員総会を開催いたしました。
 今回は志學館大学人間関係学部心理臨床学科教室の飯干紀代子先生にご講演いただきました。
 「地域で暮らす認知症の人と家族に言語聴覚士ができること」というタイトルで、今のSTが地域で求められているタイムリーな内容をお話ししていただき、参加者一同非常に勉強になりました。(認知症の方々のコミュニケーションを支えるため、我々に何ができるか考えるきっかけになりました。)
 一般演題ではアプリの利用や開発といった新しい試みや舌圧、嚥下機能の詳細な分析についての発表がありました。たくさんの若い先生方が発表してくださり、広島県言語聴覚士会としても未来につながる会になったと嬉しく思います。
 今回から当会に貢献していただいた先生方に感謝の意を込めて奨励賞、功労賞、社会功労賞の表彰式を行いました。


西部ブロックニュース

平成28年4 月 28 日(木)西部ブロックでは、2 年程前から企画をあたためておりました「ボーリング大会」を開催致しました。詳しくは下記PDFをご参照ください。

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第13回広島県言語聴覚士会総会、第12回広島県言語聴覚士会学術集会

平成28年3月6日に第13回広島県言語聴覚士会総会ならびに第12回広島県言語聴覚士会学術集会が開催されました。
総会では、一般社団法人への移行について杉村副会長より説明がありました。
学術大会では、失語症、摂食嚥下、発達の各セッションで合わせて6演題の発表がありました。さらにシンポジウムでは、「在宅を支えるリハビリテーション〜訪問リハビリテーションの立場から〜」というテーマで、PT、OT、介護支援専門員、STの立場からご講演頂きました。訪問リハビリテーションにおいて、多職種からSTに期待する事、STがどのような参加、活動を行っているのかを知る事ができるいい機会となりました。
内容は下記のプログラムをご参照下さい。

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プログラム


  

 


平成27年度 第5回西部ブロック勉強会


 11月19日に広島市まちづくり市民交流プラザにおいて第5回西部ブロック勉強会を開催致しました。今回は9月19日に実施された「嚥下障害の基礎」の連続講義で、県立広島病院 小児感覚器科の益田慎医師に講義して頂きました。参加は26施設52名でした。

 実際の症例を通して、嚥下機能の基礎、VF・VEの所見や解釈、アプローチの仕方についてお話しして頂きました。VF映像をもとに嚥下障害をきたす原因、具体的なアプローチを学ぶことができ、「嚥下」をより理解することができました。「嚥下」の専門職としていっそう患者さまに還元できるよう今後も学んでいきたいと感じる研修でした。




平成27年度 第4回西部ブロック勉強会

 平成27年10月30日(金)広島市西区民文化センター大会議室において第4回西部ブロック勉強会を開催しました。計18施設・40名の参加がありました。

今回は、「失語症例に対するSTの関わりと連携について〜急性期から回復期・生活期の経過を通して〜」と題して、JA広島総合病院の上田雅美先生、西広島リハビリテーション病院の小野典子先生、大野浦病院の五郎水敦先生にそれぞれの時期においてSTが症例やその家族とどのように関わり、各スタッフと連携したかについてお話ししていただきました。また、連携(困った症例・うまくいかなかった症例の状況と課題、情報交換の内容、連携の仕方など)や心理面のサポート(誰に・どのように、もし自分が患者だったら…)についてグループワークを行いました。

患者さんやご家族は障害と向き合いながら生活を続けて行かなくてはならないので、病院の機能的な役割がある中で切れ目のないアプローチ・サポートができるように、今後も西部ブロックとしては勉強会を重ねる中で顔の見える関係作りをして、病院内だけでなく病院間で相談・連携しあえるようにしていきたいと感じました。

    



第8回言語聴覚の日イベント

第8回言語聴覚の日のイベントを、平成27年9月7日日曜日、東広島市の中央生涯学習センターで開催しました。今回は、「いいね!言語聴覚士〜話す・聞く・食べるのリハビリ〜」をテーマに、元カープ選手の水沼四郎氏をお招きし、「あきらめかけていた脳梗塞を見事克服!〜一つのことを続けること、極めることの素晴らしさ」というテーマで、ご講演いただきました。  会場には、50名を超える、幅広い年代の皆さまにお集まりいただき、水沼氏の、リハビリについて、そして野球についての熱いお話に、会場全体が引き込まれ、楽しいひとときとなりました。笑いと感動に溢れる素晴らしいご講演をいただき、スタッフ一同も感激致しました。 講演の前には、今年度イベント開催担当の中南部ブロックより、臨床2年目のスタッフ4人が、STについてより広く知っていただこうと、STの仕事の紹介を行いました。また、パネル展示も行いました。
  当日は雨天のため、足元がやや悪い中での開催となりましたが、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
 

 

災害リハビリテーション研修会

8月22日(土)広島県言語聴覚士会主催で第1回広島JRAT研修会が開催されました。「災害時にリハビリ専門職ができること」と題し、JRAT(研修企画委員、広報担当)、公益社団法人日本理学療法士協会理事 梶村政司氏を講師に迎え講演・グループワークを行いました。講演では、災害に関する基本的な知識、災害時に活動するサポートチームについて学び、リハビリ専門職としてどうすべきか考える機会となりました。講演内容を踏まえ、言語聴覚士13名、理学療法士6名、作業療法士4名の合計23名の参加者が、グループに分かれ「災害時、避難所へサポートに行くことになった時、何を準備すべきか?」意見交換を行いました。「避難所がある地域はどんなところか調べる」「求められているサポートは何かを知ったうえで、自分の役割を認識する」といった事前の準備や心構え、「それぞれの職種として何かできることはあるのだろうか・・・」と考え、各グループ活発な意見交換が行われました。グループワークを通して、3職種協同でリハビリ専門職としてできることを考えていくとともに、一緒に活動する機会が必要であると感じました。



   

 

第12回広島県言語聴覚士会総会
第11回広島県言語聴覚士会学術集会

平成27年3月8日に第12回広島県言語聴覚士会総会ならびに第11回広島県言語聴覚士会学術集会が開催されました。成人では主に摂食嚥下機能面の発表が行われ,質疑応答では STの専門性を活かした活発な議論が交わされました。小児の部では子どもの発達の遅れや親の子への接し方・遊び方を学べる,わらべうた遊びの会(わらびー)の紹介がありました。
総会では広島県言語聴覚士会の法人化に関する説明がありました。
午後の教育講演は今泉敏先生による「コミュニケーション障害研究への期待」、田川皓一先生による「脳卒中症候学と画像診断」でした。症候学について理解が深められる有意義な時間となりました。

  



第5回訪問リハビリテーション実務者研修会

第5回訪問リハビリテーション実務者研修会が平成27年1月11日・12日に広島国際大学広島キャンパスにて開催されました。毎年、3士会合同で開催される研修会で、今回は広島県言語聴覚士会が主催いたしました。
内容は以下の通りです。
1月11日
◆訪問リハ実践者報告
1.ターミナルにおける役割
2.困ったこと・クレーム対応
3.摂食・嚥下障害への対応
◆ワークショップ
1月12日
◆訪問リハに関わる法制度
◆事業所運営の実際と地域連携
◆訪問リハにおけるリスク管理、急変時の対応
◆フィジカルアセスメント
 講師の先生方の説明は丁寧でわかりやすく、参加された方は皆さん集中して聴講されていました。初日のワークショップで参加者の輪もでき、夜の懇親会はとても盛り上がりました。
広島県理学療法士会、広島県作業療法士会、広島県言語聴覚士会の広島県訪問リハビリテーション実務者研修会実行委員の皆様、ご苦労様でした。

  

第4回西部ブロック勉強会

10月24日に広島市まちづくり市民交流プラザにおいて第4回西部ブロック勉強会を開催しました。今回はティアラインターナショナルコンサルティングの福田千年先生をお招きし、中間管理職または職場のリーダー等を任されているSTを対象に、「中間管理職・リーダー研修〜自律し成長する組織づくり〜」と題して講演をしていただきました。14施設、21名の参加がありました。中間管理職・リーダーとしての姿勢や考え方、個々の能力を発揮できるような人材育成および個々の力を束ねて組織としての結束力を高めるためのアプローチ方法など、非常に分かりやすく面白くお話ししてくださり、より良い関係を築ける視点のヒントが得られました。また、上司を困らせず、より円滑に仕事が進められるように協力・支援していくためにも、中間管理職等に限らず上司を支える側のスタッフが聞いても役立つお話でした。
  



西部ブロック勉強会

9月19日に広島市中区地域福祉センターにおいて西部ブロック勉強会を開催しました。今回は県立広島病院 小児感覚器科の益田慎医師により、1-2年目のSTを主な対象に事例検討を通したVF所見の解釈の仕方について解説をして頂きました。アマノリハビリテーション病院から1事例を提供して頂き、17施設45名のSTが参加しました。
VF映像から観察された所見から、背景にある原因が何かを検討するプロセスと実際に行ったリハビリテーション内容について1つずつわかりやすく教えて頂いただけでなく、サルコペニア、多発性筋炎など嚥下と関連する疾患についても解説してくださり、経験年数の浅いSTにとって学びの多い研修となりました。

第7回言語聴覚の日

 第7回言語聴覚の日のイベントを、平成2697日、福山市のまなびの館ローズコムで開催しました。今回は、「未来の言語聴覚士に向けて」をテーマに、高校生・大学生へ向けて、言語聴覚士の仕事について、講演をさせていただきました。
 会場には、30名を超える高校生、大学生、患者さま、患者さまご家族に来ていただき、参加したSTも一緒に大変楽しいひと時を過ごすことができました。
 講演の中では、言語聴覚士の仕事の紹介のほか、言語聴覚士になったきっかけ、言語聴覚士になってみて思うことなどをお話させていただきました。また、患者さまご家族にも、言語聴覚士の関わりについての貴重なお話をいただきました。
 私たち現場のSTにとっても、改めて言語聴覚士という仕事について考える良い機会になりました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
 会場では、パネル展示も行いました。


第10回広島県言語聴覚士会学術集会 第11回広島県言語聴覚士会総会

 学術集会では摂食・嚥下障害、失語症、言語発達、聴覚障害と多岐に渡る演題の発表がありました。症例報告や指導・訓練方法に関する検討、発達障害や聴覚障害児の言語発達に関する研究報告があり、フロアからの質問も多く活発な質疑応答となりました。
 特別講演では広島県健康福祉局高齢支援課 野田正一郎先生に広島県の高齢福祉への取り組み、主に地域包括ケアについて詳しくご講演いただきました。
 また、シンポジウムでは広島市総合リハビリテーションセンター歯科 吉田光由先生、広島大学病院看護部 平山順子先生、西広島リハビリテーション リハビリテーション部 渡邉光子先生をお迎えして「摂食・嚥下障害者をサポートする多職種の取り組み」について、歯科医師・看護師・言語聴覚士それぞれの立場から、ご講演をいただきました。
総会において平成25年度活動報告、平成25年度会計収支報告、平成26年度活動方針、平成26年度予算案に関する案件は滞りなく承認されました。




2013年度広島県言語聴覚士会専門講座

2013年11月17日、広島大学霞キャンパスで専門講座を開催し、約40名が参加しました。九州大学病院ARO次世代医療センター准教授 岸本淳司先生に「研究法〜言語聴覚療法のEBM〜」をご講義頂きました。研究倫理を学びながら、言語聴覚研究に適した研究デザインを紹介して頂きました。今後の言語聴覚療法の臨床研究に必要な組織的な対応と、戦略を教えて頂きました。

  


広島県言語聴覚士会10周年記念行事
第6回言語聴覚の日イベント

広島県言語聴覚士会10周年記念行事および第6回言語聴覚の日イベントを平成25年9月8日にアステールプラザにて開催いたしました。記念式典では広島県、広島市、医師会、歯科医師会等から多くの来賓の方がご参加くださり、盛大に式典を行うことができました。会員のみなさまにおきましても全会員の1/3の方にお集まりいただきました。



市民公開講座では「子どもの発達支援を考えるSTの会」の理事長である中川信子先生をお招きし、子どものこころとことばの発達について講演をしていただきました。多くの市民の方に参加して頂きました。予約のみで300人以上、当日はアステールプラザ中ホールが満員となりました。

  

さらにアステールプラザ4階で行ったトロミ体験や企業展示、摂食嚥下に関するミニ講演、無料相談にも多数の方におこしいただきました。(写真掲載予定)

100名近いSTのボランティアに支えられ、無事にイベントを終えることができました。


2012年度広島県言語聴覚士会専門講座・茶話会

 今年の専門講座は「臨床実習〜大学全入時代における学生の変化とその対応〜」とのタイトルで佛教大学教育学部の教授である原清治先生にご講義いただきました。臨床実習という学生にとって非常に重要な時間を、私たちがいかに適切にサポートするかを考える上で非常に得るものが多い講義内容でした。

 茶話会は普段なかなかお話しできない方々と、ゆっくりお話しすることができました。また、悩んでいることの相談をし、様々な方からいろいろな意見を聞くことができたので、今後の参考になりました。雑談形式で業務のことなどの情報交換の場になるので、勉強会とは違ったことが得られる場になったと思います。

  

広島県言語聴覚士会東部ブロック勉強会

 12月1日に福山すこやかセンターにおいて東部ブロック勉強会を開催し、20名の参加がありました。福山大学 人間文化学部 橋本優花里先生に「リハビリテーションに役立つ心理学」をテーマに講演をして頂きました。臨床心理学的な手法や高次脳機能障害の方への社会資源の紹介等を分かりやすく教えて頂きました。大田脳神経センター村上先生、福山記念病院立畠先生、福山中央病院森山先生の症例検討会では、普段の臨床で困った症例について発表され、参加された会員全員で意見交換ができたと思います。

西部ブロック勉強会

西部ブロック勉強会の報告です。PDF資料をご参照ください。

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第5回言語聴覚の日 記念講演会
「Let'sスマートライフ in 呉2012」豊かな食生活とコミュニケーションを目指して

第5回言語聴覚の日記念公演として日下医院医院長の日下美穂先生の特別講演と言語聴覚士による講演「ほめて伸ばそう親子でスマイルライフ」、「わくわく!見て聞いて体験する言語聴覚療法」が呉市広で行われました。
  

「高血圧や脳卒中などの生活習慣病には生活習慣の見直しが大事。呉は特別!! 外食で安心して全部食べられるヘルシーグルメあります!」日下美穂氏

呉市は減塩食を外食で食べることができる、減塩日本一の街だそうです。塩分の過剰摂取による影響や過剰摂取しないための様々な方法を教えていただきました。

   

「ほめて伸ばそう親子でスマイルライフ」 言語聴覚士 石原須美子氏
動画でを用いてお母さんの対応を具体的にわかりやく説明していただきました。また、中南部の小児領域を専門とする言語聴覚士の紹介もされました。

「わくわく!見て聞いて体験する言語聴覚療法」 言語聴覚士 大林光氏
構音の練習や家でできる脳トレを紹介していただきました。参加者の方々も楽しく一緒に参加することができました。
  



パネル展示や無料相談も行われました。


西部ブロック症例報告

西部ブロックの症例報告です。

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東部ブロック勉強会

7月21日に三原赤十字病院において東部ブロック勉強会を開催し、32名の参加がありました。福山市立大学 教育学部 伊澤幸洋先生に「HDS-R、MMSEと認知情報処理」のテーマで講演をして頂きました。評価方法や検査の解釈の仕方など一つずつ分かりやすく教えて頂きました。尾道市立市民病院 島本先生、須波宗斉会病院 丸山先生の症例検討会では、普段の臨床で困った症例について発表され、参加された会員全員で考える機会ができたと思います。

 

西部ブロック症例検討会

西部ブロックの勉強会報告です。
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    2012/5/25         2012/6/29


第9回広島県言語聴覚士会総会
第8回広島県言語聴覚士会学術集会

A
1.円背が嚥下機能に及ぼす影響について
        公立みつぎ総合病院、リハビリ部、西宏昌

円背による頭頸部の後屈が嚥下に与える影響についてVFを用いて検討され、誤嚥に至る経緯やその対応について報告されました。

2.市販とろみ調整食品の粘度変化の特徴
         広島大学病院、特殊歯科総合治療部、言語治療室、安原幸美

キサンタンガム主体(第3世代)8種を比較。水道水・緑茶・味噌汁・みかんジュースを用いて素材や時間による粘性の変化を詳細に調べておられ、STとして非常に参考となる内容でした。

3.最大舌圧値と嚥下機能の関連
          因島医師会病院、池田友紀

舌背拳上運動←抵抗を加えて、JMS舌圧測定器を用いた舌背拳上運動の訓練効果について報告されました。最大舌圧の向上とは逆に嚥下時の舌圧は下がる傾向であったという結果が示されました。質疑応答の中で、「嚥下時舌圧は年齢に関係なく一定」、「過剰な力をかけることなく嚥下できるようになったのではないか」、「最大舌圧と嚥下時舌圧の差は余力と考える」という意見が出ました。

  

B
1.人工内耳装用児における聴覚的な強弱概念の形成過程についての一例
      広島市こども療育センター、発達支援部、聴能言語科、山彦園、奥田昌史

聞こえの強弱の概念ができていない聴覚障害児に対して視覚的刺激を用いながら段階的に訓練を進め聴覚的な強弱の概念を獲得する経過を発表して頂きました。現在の発達段階や「大小」「強弱」といった異なる概念に注意しながら評価・訓練を進めた方が良い等の意見をフロアから頂きました。

.重症心身障害者のコミュニケーション発達の傾向と支援のあり方について
           広島県立障害者療育支援センター、わかば療育園、梅原由貴

入所者のコミュニケーション発達傾向と職員のコミュニケーションに対する意識を調査するため職員に対してアンケートを実施され、その結果を報告されました。関わる時間が長いとコミュニケーション能力を高く評価する傾向があるようです。職種としてはOT、STが高く評価しているようです。





総会
県立広島大学の武内先生と太田川病院の山田先生に議長を務めていただきました。H23年度の活動を各部門より報告した後、新会長の紹介および新しい役員の紹介が行われました。また、新会長より会則の変更報告があり、H24 の活動予定の報告、予算報告がありました。全ての議案で、賛成多数の賛同を得られました。
 

 

特別講演

「多要因・多面的アプローチによる吃音臨床」
   広島大学大学院教育学研究科付属特別支援教育実践センター                        准教授  川合紀宗氏

 吃音を本質的に理解するためには目に見える症状だけでなく、目に見えない症状もとらえる必要があることやCALMSモデル(知識面、心理・感情面、言語面、口腔運動能力、社会性)を用いた評価について等大変、貴重なご講演をして頂きました。

先生のご厚意で講演内容の資料を頂きました。参加できなかった方は下のボタンをクリックして資料をご覧ください。

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C
1.重度運動性失語を呈した1例における表出能力の経時的変化に関する考察
               五日市記念病院、リハビリ技術部、日下尚

音声表出への希望が強く、非言語的手段への受け入れがスムーズでなかった重度失語症患者への対応を詳しく説明して頂きました。

2.非流暢性失語者に対するジェスチャー、描画訓練の効果
         西広島リハビリテーション病院、リハビリテーション部、大瀧浩

 喚語困難が強く有意味語の少ない発話を呈した非流暢性失語症例に対して、描画・ジェスチャー表出訓練、PACE等様々な伝達手段を併用して訓練に取り入れることで、伝達手段の選択や情報伝達意欲の向上につながったことや今後の課題等について報告頂きました。

 







平成24年度 “第2回広島県訪問リハビリ実務者研修会”報告

 “第2回広島県訪問リハビリ実務者研修会”が平成24年1月14・15日に国保会館で開催されました。参加者は117名(PT:66名、OT:44名、ST:7名)でした。開会は、広島3県士会会長の挨拶から始まりました。

   
  理学療法士会 沖田会長      作業療法士会 高木会長     言語聴覚士会 沖田会長

実践報告「訪問リハの魅力〜言語聴覚士の立場から〜」では公立みつぎ総合病院の吉村美佳氏の講演がありました。

   
        実務者報告            ワークショップ 事例を通して“連携”について

実践報告・講義・シンポジウム・ワークショップと、訪問リハに関する幅広い研修内容であり、充実した2日間でした。特にワークショップでは、近隣の他職種スタッフと、事例を通してディスカッションが行え、交流を深めることができました。今後、地域で様々な情報交換ができるようになるのではないかと思います。今後、STの分野でも、もっと訪問リハビリが望まれるようになってくるのではないかと思いました。

( 訪問リハビリ実務者研修会運営委員 板倉 香、蓑田 直子)


広島県言語聴覚士会専門講座 生涯学習プログラム専門講座

11月20日に広島大学医学部で生涯学習プログラム専門講座が開催されました。講師は長尾病院 高次脳機能センター長 田川皓一先生でした。先日の高次脳機能障害学会でも講演をされた御高名な先生です。講義内容は「神経心理学の画像診断〜失語症を中心に〜」でした。失語症の画像診断をCT、MRIやSPECTを呈示しながら説明して頂きました。さらに、半側空間無視、記憶障害についても説明して頂きました。約60名のSTが参加、質疑応答も活発に行われました。

  





広島県言語聴覚士会東部ブロック勉強会

 

9月24日に脳神経センター大田記念病院で東部ブロック前期研修会を開催し、30名ほどの会員の参加がありました。内容は、県立広島大学 津田哲也氏による「失語症者の理解障害・評価と治療」の講演や株式会社JMS 豊田耕一郎氏からの舌圧測定器の紹介、会員からの症例提示などでした。今年の津田氏の講演は、分かっているようでも見落としがちな「失語症者の理解障害」についてフォーカスをあてて講演を依頼しました。評価や治療に必要な視点について、非常に難解な分野でありながら平易に述べて頂き、参加者一同大変勉強になりました。次回の後期研修会は12月10日(土)14時半より、因島医師会病院で開催を予定しています。皆様の参加をお待ちしております。

  



広島県言語聴覚士会西部ブロック勉強会

 埼玉リハビリテーションセンター清水充子先生に『摂食嚥下リハビリテーションの技量向上のために‐効果的な訓練の着眼と実践‐』といったタイトルで講演頂きました。教科書に載っていない臨床のコツをわかりやすく説明して頂きました。特に発声発語器官の筋メカニズムに基づいた具体的な評価、及び訓練はとても参考になりました。
言語聴覚士だけでなく、多くの職種が参加されました。


 



言語聴覚の日イベント

 8月21日に第4回目となる「言語聴覚の日イベント」が開催されました。午前中は、各地で警報が出る大雨でした。来場頂ける方がいるのだろうかと、スタッフ皆心配しておりましたが、開催時刻の頃には雨も上がりはじめ、一般の参加者も約80名 STの学生が39名 STが49名 会場に入りきれないほどの盛況となりました。個別相談も6件ありました。

 講演会
『世界一大事な人のために受けたい授業』

 1時限目 脳卒中〜早く気づく、早く治す、病気にならない
社会医療法人 祥和会 脳神経センター大田記念病院 院長栗山勝先生により、脳の病気の事、脳卒中になりやすい生活習慣、脳卒中にならない生活習慣など様々なデータや資料などを基に分かりやすく、丁寧にお話し下さいました。


   


2時限目 歌でリハビリ・リフレッシュ
  老人保健施設 陽だまりの介護福祉士の平岡裕子さん、作業療法士の橘紀子さんにより、施設で実際に行っている 音楽療法の場を持って来て下さいました。
  橘さんのピアノの演奏、平岡さんの進行で、会場が一体となり、懐かしい歌を唄ったり、音楽に合わせ身体を動か したり、楽しく、リフレッシュする時間となりました。

   

 

3時限目  発達障害について〜幼児期・学童期を中心に〜
広島市こども療育センター二葉園 言語聴覚士 水野徹先生により、発達障害(特にアスペルガー症候群、高機能自閉症)を発見するポイント。また、その発達障害によって引き起こされる、お子様達の苦手な所を理解して、関わっていくことで、お子様達の可能性を引き出せる事を、先生が実際関わってきたお子様達との経験も踏まえお話し下さいました。

 

パネル展示
言語聴覚士の仕事、言語聴覚士が関わる病気などについて、パネル展示を行いました。講演の合間にたくさんの方が興味深く見ておられました。

個別相談会
講演会と共に、個別相談会も行いました。成人、小児共、経験豊富な言語聴覚士が相談に応じました。
   





        参加されたSTの皆様ご苦労様でした。





平成23年度第2回運営委員会が開催されました。

今回は中国労災病院にておこなわれました。各部(学術研修部・広報部・臨床業務・事務局・西部ブロック・東部ブロック・中南部ブロック)より、活動状況の報告と今後の活動の確認がなされました。

広島県言語聴覚士会、第1回生涯学習プログラム基礎講座

522日(日)に井野口病院で広島県言語聴覚士会 第1回生と涯学習プログラム基礎講座が開催されました。今回の講師は井野口病院言語聴覚士前岡恵美先生、太田川病院言語聴覚士 山田那々恵先生のお2人でした。

広島県、島根県、岡山県の言語聴覚士の参加がありました。

前岡恵美先生は【協会の役割と機構】【臨床マネージメントと職業倫理】について質疑応答、実体験を織り交ぜ、楽しく講義を進めてくださいました。

山田那々恵先生は【臨床業務のありかた、進め方】のテーマで、カルテ記載、コスト算定等、言語聴覚士として臨床で必要な知識を提供してくださいました。
先生方はハードスケジュールの中、さまざまな体験談や言語聴覚士協会の動向を提示しながら講義を進めて下さいました。県内初の生涯学習プログラム講座でしたが大変有意義な研修でした。

第8回広島県言語聴覚士会総会

第8回広島県言語聴覚士会が3月6日に開催されました。平成22年度の活動報告および会計収支報告、平成23年度の活動方針および予算案についての報告があり、いずれも可決されました。平成22年度活動報告では広報部、学術部や各ブロックの報告がそれぞれ行われました。広報部の村上先生による「言語聴覚の日」のイベント報告はプレゼンテーションを用いた詳しい報告でした。
議長は県立広島大学武内和弘先生、西広島リハビリテーション病院畑光子先生が選出さました。
   




第8回広島県言語聴覚士会学術大会

学術大会が総会と同日に県立広島大学三原キャンパスで行われました。
下記のプログラムで行われました。



 A群 高次脳機能障害 座長 吉畑博代先生(県立広島大学)
  1.復唱・仮名音読が比較的保たれた重度失語症者の呼称訓練について
                  西広島リハビリテーション病院 斎藤翔太
  2.「失語症の理解とケアの実践講座」因島会場からの報告
     〜友の会家族アンケートより地域におけるSTの役割について〜
                  因島医師会病院 坂本明子
  3.右被殻出血により左半側空間無視を呈した症例
                  廿日市記念病院 波田野文恵


 B群 摂食・嚥下障害 座長 長谷川純先生(県立広島大学)
  4.開心術後嚥下障害のリスク因子検討と改善率の検討
                  JA広島総合病院 玉田雅美
  5.術前誤嚥を認め、食道がん術後に経口摂取困難となった一例
                  呉医療センター 中国がんセンター 高橋雄介
  6.広島県内における嚥下機能検査(VF)の実態調査
                  尾道市みつぎ総合病院付属リハビリテーションセンター 八田理絵


 特別講演
  「構音(嚥下)と姿勢」 森ノ宮病院 言語聴覚士 椎名英貴先生



 C群 小児 座長 亀井悦子先生(広島こども療育センター)
  7.広汎性発達障害児のコミュニケーション機能を高める
     〜社会性の発達に影響を及ぼすPECSの有用性〜
                  広島市こども療育センター 聴能言語科 坪井日南女



いずれの演題も活発な質疑応答が行われました。臨床にどのように活かすかなど県の職業団体ならではの温かいコメントもありました。
    



特別講演では森ノ宮病院の椎名先生を招き、姿勢の調整について詳しく学びました。実践を交えて講義いただき、多くのSTが翌日からのリハビリテーションに導入することができたと思います。
    




広島県言語聴覚士会ニュース第16号発行



広島県言語聴覚士会事務局

〒731-5143
広島県広島市佐伯区三宅6-265
医療法人朋和会 西広島リハビリテーション病院 リハビリ部

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